地形と環境

世界を廻る旅人たちは様々な環境に遭遇するでしょう。それは平和で穏やかな環境であれば、死と隣り合わせの険しい環境かもしれません。
このページでは、各環境におけるシステム上のルールについて解説します。

キャラクターが今居る場所で探索したり、旅歩きをしたりするとき、【環境目標値】を用いて判定を行います。
環境目標値は、地形と環境状態の【険しさ】を合計した値と、それに対応する以下の表によって決定します。

険しさ合計 環境目標値 環境ダメージ
0 6 5
1 8 5
2 10 5
3 12 10
4 14 15
5 16 20
6 18 30
7 20 40
8 22 50

【地形】は平地や森、山岳といった、地理的な環境を指します。
地形の違いは環境の様相や険しさだけではなく、その場所で見つかる物も大きく変化します。
また、障害物の多い地形ではビークルを使った移動を困難にするでしょう。

以下の表は、このルールブックで用いる地形の名称をリストアップしたものです。
ビークルの列は、その地形をビークルで移動することができるかどうかを表しています。

地形名 険しさ ビークル 説明
平地 0 平原や荒野など、平坦で開けた地形。
森林 1 空が良く見える程度の森林。
洞窟 1 十分な広さのある地下環境など。
沼地 2 ぬかるみが多く足場が不安定な地形など。
高地 3 滑らかな山など、障害物の少ない高地。
密林 3 ジャングルなど、空を覆ってしまうほどの植物が生える地形。
砂漠 4 砂漠や岩肌など、水も食料も無いような地形。
山岳 6 切り立った崖や谷のある、常人には通れないような地形。

【環境状態】は、天候などの一時的な環境変化を指します。
同じ地形であっても、天候や気温によってはより険しい環境に変化します。

以下の表は、環境状態と険しさの変動をリストアップしたものです。

環境状態 険しさ 説明
なし +0 特に変わった事のない状態。
+0 体が少し濡れる程度の雨または雪。
暗闇 +1 新月の夜や明かりのない洞窟など、一歩先が見えないような状態。
暑い +1 30℃を超えるような暑さ。
寒い +1 10℃を下回るような寒さ。
大嵐 +2 強風が吹き、体が一瞬で濡れてしまうような大雨など。
灼熱 +2 50℃を超えるような暑さ。
極寒 +2 -10℃を下回るような寒さ。